京都府南丹市八木町に人工巣塔を立てさせていただきました。
日本経団連自然保護基金の支援により
京都府南丹市八木町に人工巣塔を立てさせていただきました。
4月より準備を重ね
6月9日(火曜日)に『亀岡コウノトリの会』の皆さんに案内していただき
野生のコウノトリ(ハチゴロウ)が降りていた場所や、亀岡~南丹市のコウノトリ飛来場所を案内していただきました。
南丹市八木町では、室橋自治会の皆さんが案内してくださり
公民館で役員の皆さんとお話させていただきました。
毎年数羽のコウノトリが飛来し、地域の皆さんも暖かく迎えてくださっています。
水がきれいで、肥沃な土地で田んぼが広がりため池もあります。
皆さんのご意見をお聞きし、近くの鉄塔でねぐら入りが確認されていること
ため池の堤防で、数羽のコウノトリが並んで羽を休めていたことなどお聞きし
この辺りを候補地として、地域の皆さんに土地の承諾をお願いし
快諾を得て、この場所に建てさせていただくこととなり
8月30日(日曜日)皆さんに見守られて人工巣塔が建ちました。
9月12日(土曜日)に式典をされ、当会も参加させていただきました。
(新型コロナウイルス感染症の影響のため縮小して行われました)
地域の皆さんの心のこもった式典で、
南丹市市長さん、議員さんも参加され祝辞をいただきました。
代表の子供たちが「コウノトリさん、来てね」と呼びかけ
土にかえる風船を飛ばし、参加者一同で営巣を願いました。
その後、皆さんで懇談会を開いてくださり
行政、JA、地域の皆さんとNPOのそれぞれの立場で意見交換を行いました。
当会の代表からは、豊岡の取り組みと当会の活動をお話し
縁結び役の八木会員から、
亀岡~南丹市でのコウノトリの採餌環境を説明させていただきました。
南丹市の皆様に、あたたかく迎えていただき
「コウノトリの生息地を広げる」
「コウノトリが安心して子育てできる地域づくり」の取り組みがスタートしました。
南丹市八木町室橋自治会の皆さんには、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします。