J0001♂が解放されました。
4月24日の夕刻に、植物のツルに絡まり怪我をして
コウノトリの郷公園されていたJ0001が、本日の9時42分に解放されました。
当会へ連絡をいただいたのは、解放後でしたので
解放されたときの状況は分かりませんが
その後の観察で、お昼前にはJ0362と出会い
巣塔下のビオトープに移動したとのことです。
12時20分までの観察では、7~8メートルは飛ぶことができるようですが
巣には戻れていないようです。
13時35分、J0362は帰巣。J0001はビオトープで休息。
13時54分、J0001は巣塔西の田んぼに移動。まだ十分には飛べないようです。
14時40分にJ0362がビオトープに降りていると、J0001がJ0362の傍に来て、
一緒に採餌行動を始めそました。
抱卵中の卵は孵化することなく、育ちませんでしたが
J0001の異常を見つけ連絡をくださった方のおかげと
コウノトリの郷公園で治療していただいた結果、
1羽のコウノトリの命が助かりました。
J0362もさぞかし、心配していたことと思われます。
野上ペア、J0001もJ0362も頑張りました。
J0001は翼を傷めています。観察をされる際は脅かさないようにお願いいたします。